Japan VR Hackathon 2016
6/18,19にAll Japan VR Hackathon に参加してきました。
2日間でVRコンテンツを作るハッカソンです。
自分が参加したのは大阪会場です。
ツイートまとめも作成しましたので、ツイートに関してはこちらをご覧ください。
自分のチームではUnreal Engine 4とLeap Motionを使った『サラモンVR』というゲームを作りました。
実行ファイルも公開しています。
発表資料も全て公開しています。
今回は珍しくチーム分け先行でした。
いつもは案出しが先で、同じのをやりたい人が同じチームになる感じだったので、いきなり計算外(笑)。
チーム分けが終わり、はじめは5人チームでした。
自己紹介からスタートで、ここでハッカソン経験者が自分だけという事が発覚。
自分が経験者ということでリーダーになることになりました。
メンバーはプログラマー3人(自分以外は学生さん)、アイデア・素材選択関係2人。
遅れてalweiさんに入って頂いて安定しましたが、
多分はじめのメンバーのままだったらかなりキツかっただろうと思ってます。
もし経験者が自分だけであったとしても、なんとか形にはしますが。。。
今回は案出しからだったので、受け皿を広く取り多くの案を出してもらいました。
自分も案を2〜3個出しましたが、ほとんど考えてはなかったのでちょっと反省です。
案出しの時に『ハッカソンではどれくらいのレベルのコンテンツが作れるのか?』『各VRHMDではどのような入力が取得できるのか』とかをわかりやすくしておいた方が良かったなとも反省はしています。
ハッカソン初参加者、VR未体験者が居ることをキチンと考えられていなかったです。
2日では作りきれないような案や、手持ちの機材では取得できないような情報を使用したアプリ案が出てしまいました。
実現できないものも含めいろんな案を出してもらいましたが、先にVRコンテンツの作成ってどういうものかの情報を共有した方が、実現可能な中で話が盛り上がったのかなと思ったり。
ただ、自分自身の考え方が『プログラマーとして実現可能な中で考えてしまっている』と思っているので、新しい切り口での案を聞くのはとても楽しかったです。
結果的には色んな話ができてよかったと思ってます。
会場にはHTC Viveがあったので、これを使ってモグラたたきゲームを作ることになりました。
モグラたたきゲームを選んだ理由は作りやすさ、VR空間上でのわかりやすさ、VR酔いが起こらないコンテンツであることなど色んな事を考慮した上で選びました。
最終的にはモンスターをゴッドハンドでタッチして慈悲深く成仏させてあげるゲームになりましたw。
今回のハッカソンでの一番の誤算は機材トラブルですね。
土曜の午後にはHTC Viveが故障していることがわかり、急遽Oculus Rift CV1とLeap Motionを組み合わせてゲームを作ることになりました。
↑一回家にCV1を取りに帰っています。
なんだかんだあって、開発準備が完了したのが17時くらいだと思います。
開発中はいろいろとありましたが、書いてるとキリが無いのでパス。
Twilog見てねってことでw。
ハッカソンではよくあることですが開発終盤はちょっと余裕が無くなってました。
ギリギリになって、スコアのシステムを入れたのですがタッチする度に得点が入るので
両手で挟み込むようにタッチするとものすごく得点が入ることがわかりました(笑)。
でも、両手で慈悲深くモンスターを成仏させてあげると得点が高いっていうのはアリじゃないかという話になり、そのままにするという決断になりました。
完全に計算外ですが、ゲームが面白くなるならそれはそれでOK!
ゲーム開発後ですが、動画・実行ファイルを公開しました。
自分がチームリーダーになったらほぼ確実に動画と実行ファイルを公開するようにしているのですが、これやってるチーム少ないんですよねー。
VRを広めたいですし、みんなにやって欲しいと思っているので、これは出来る限りやります。
他のチームが作ったコンテンツの体験時間をかなり削ることにはなるんですが、やっぱり色んな人に体験してほしいですからね。
全国的にも動画・実行ファイルの公開を行っているのは3チームしかないくらい珍しいです。
珍しいというより、面倒なのでやらないともいえますね。。。
結構時間使いますし、大変です。
多分、発表資料まで全て公開しているのは自分のチームだけです。
総括しちゃいますが、今回も楽しめたので良かったです。
学生さんやVR触ったこと無い人への刺激になったら嬉しいなーとか思ってる。
そして動画公開しておくことで、学生さんや初参加者が『この前のイベントでつくったVRコンテンツはこれだよ』って話をして、VRが少しずつでも広まってくれないかなーとか思ってます。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした。